Head Light Overall Day at Strauss

この写真は、1948年10月30日にイリノイ州ピッツフィールドのストラウスストアで撮影され、その写真をポストカードにしたものです。

前列、左から三番目、ロンさんに譲ってもらいました。

現在、70歳をこえる方ですが、当時高校生で放課後と週末にアルバイトをされていたそうです。

この話を聞いて、ぜひサイトで取り上げたいので当時の話を教えて欲しいとメールしたところ、以下の返事を頂きました。

 

”ストラウスストアは、1880年代に2人のストラウス兄弟により開かれ、地域で一番大きなお店でした。1944年にウォルナー兄弟に売却され、その後も営業を続けていました。

私は、1945年から放課後と週末、高校生の間働いていました。

お店は二階建てで、ハーフブロック(一区画の半分)を占めていました。

10人の男性写真と15人の女性社員がいました。

右から二番目の男性が、アルウォルナー、当時のストラウスストアのオーナーです。

ストアはワークウェアだけでなく、スーツから靴、ジュエリー、男性用、女性用、赤ん坊の洋服、化粧道具に壁紙から窓のシェードまで、様々な物を販売していました。

このポストカードはヘッドライトオーバーオールの特別キャンペーンの日に作りました。

この日には、特別安い価格でヘッドライトのオーバーオールを売ってキャンペーンとしました。

ストアではヘッドライト以外にもワークウェアを扱っていました。オシュコシュ、ハガー、ガルソ、キーなどのパンツやシャツ。カーハートのワークウェアやハンティングウェア。ビーハットアンドキャップカンパニー、フルーツオブザルーム、ボールバンドラバーワークブーツなどのメーカーの品物を扱っていました。

 

以前から、アメリカで本当にワークウェアとかかわっていた方に話しを聞いてみたいと思っていました。

今回、初めてその機会に恵まれ、あらためて、生き生きと当時の状況をうかがい知ることが出来ました。

今後もこのような方を探して、当時の状況を少しでも書き残していけたらと思います。