H.D.Lee

リーの広告です。

掲載年・掲載誌は不明ですが、裏面に第二次大戦中であることをしめす広告があることから、1939-45年ごろ。

また、オーバーオールに、以前紹介したカンヌキ止めのペンシルポケット が登場していないことから、1939-42年ごろではないかと推測できます。

内容は、「どちらのワーカーがよりよい仕事を得るでしょう?」と、同社のワークウェアの清潔さ、見た目の良さを比較広告しています。

 

よれよれのワークウェアを着たワーカーたちです。

これはこれで、表情さえシャキっとしていればカッコ良いと思う、良いやれ具合の服を着ています。

四角い前当てポケットのついてオーバーオールなど、デザインも典型的な1930-40年代のものです。

右のつなぎはツートーンで、おそらくヘリンボンの物をイラスト化していると思います。

 

一方、同じワーカーがリーを着ると・・・

オーバーオールのフロントポケット、ワークシャツの胸ポケットなど、リーらしいドングリ型です。

他社製品と比較してみると、確かに、特徴的であることを再確認できます。

左は、91-Bにーワークシャツ。真中は、リーのいうところでは「カラーマッチドシャツアンドパンツ」。右はユニオンオールと、同社の看板商品が勢ぞろいしています。

back to advertising

 

Workers