H.D.Lee

 1944年2月26日つけ、H.D.Lee Mercantile Coの手紙です。

内容は、ウィスコンシンのPudasさんへ3月の割り当ての予定を書いたものです。

1944年、戦時中であるからでしょう、政府向けの仕事とマンパワー不足で割り当てを増やせないこと、さらに納期にも遅れるであろうこと。

希望割り当ての詳細は、二ダースのビブオーバーオール、一ダースのボーイズ用オーバーオール。4ロットづつのカラーマッチドシャツとパンツ、ワークシャツ、メンズの胸当て(ビブ)無しオーバーオール、そしてワークパンツとなっています。

さらに、手紙を書いている主は週の前半は会社にいるが、その後は出張に出るので、新たなオーダーの手紙は出張先に送ってほしい旨を書いています。

今となっては、古着で我々が手に取るオーバーオールやワークシャツ。これらも、こんな普通のやり取りの中で商売されていたことが良くわかる資料です。

戦時中にもかかわらず、紙質がとてもよく、印刷も綺麗です。そのため、当時の各工場や営業拠点の建物がはっきりと確認できます。

手書きのフォント、ライン、おそらくスクリーントーンを使っているであろうMERCANTILEのロゴ。

現代では、イラストレーターなどを使えばある程度綺麗には作ることができますが、手書きでできうる限り綺麗に描くことで一種独特の時代の雰囲気を感じることができる一枚です。

 

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