Carhartt

カーハートの1948-49年のカレンダー付きノートパッド(メモ帳)。

左、裏表紙にはカーハートのトレードマーク
"この一風変わったカー(電車)とハートのトレードマークがカーハートの製品に縫い付けられているのをご確認下さい。それが無ければ本物ではありません。"

 

右、表表紙には創業者ハミルトンカーハートの肖像。
"私のビジネスは利益のためだけではなく、公正で誠実であるため、そして可能であれば利益を得るために始められた。"

 

表紙裏には1948-49年カレンダーが。

そのほかには一切、広告らしいものは無い純粋なメモ帳。

アメリカのワーカー達へと題し、1880年代以来、いかにカーハートが労働者の側にたち労働組合と共に企業経営を続けてきたか、が記されています。

カーハートの商品、ワークウェアを買うのもまたワーカー、そのワーカーに共感を得ようという姿勢がうかがえます。

カーハートはこの「労働者と共にある」ことを一貫して社の信条として、広告などに登場させ続けています。

この実直さが、現在も世界のワークウェアメーカーとして残る由縁ではないでしょうか。

 

 

1940年代当時にはノートパッドのような販促品がさかんでした。

レイルローダーに時刻や駅名を書き込めるタイムブックを、ファーマーには穀高や単価を書き込めるファームアカウントブックを配ったりと、自社製品の購入者層に合わせて様々な販促品が作られました。

 

 

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