Joe McCOY 8HOUR UNION

ジョーマッコイ・エイトアワーユニオンのバンダナです。

エイトアワーユニオンのトレードマーク、8のようにも見える菱形を重ねた幾何学模様に、ワークウェアブランドらしい汽車のデザインが重ねられています。

この菱形を重ねたマークをマッコイズでは「ダブルダイヤモンド」とも称していました。

 

参考:ジョーマッコイヒストリー(架空の歴史です)

ジョーマッコイ社は1912年に、「ダブルダイヤモンド」の商標で知られるワークウェアメーカー、S.Lクレメンス&サンズ社を吸収。

「エイトアワーユニオン」を立ち上げ、ワークウェアの製造に着手した。

その時、「ダブルダイヤモンド」の図案が一部製品にも残る事になったのでは・・・と想像させる歴史です。

 

ロゴ一つにしてもマッコイズは壮大なイメージ作りをしていました。

S.L.クレメンスは「ギルテッドエイジ」の言葉や「トムソーヤの冒険」で有名なマークトゥェインの本名ですし、菱形のトレードマークはBIGYANKを、汽車はHEADLIGHTをイメージしたものでしょう。

このように、あらゆる要素をミックスし、アメリカの1900年代初頭、ワークウェアの世界観を製品やカタログに落とし込んでいました。

 

1913年は、エイトアワーユニオンが本格始動した年ということに成っています。

ジョーマッコイ社の一ブランドということなので、同社の名前も入っています。

 

ジョーマッコイは、「レプリカ」の一ブランドと考えられがちですが、私自身は、20世紀アメリカをイメージソースに、とても優れたイメージ戦略・そして製品を作っていたブランドだと思います。

あれほど、20世紀アメリカのデザイン・文化を掘り下げたブランドはRRLぐらいしか無いように思います。

そのブランドが無くなってしまった事はとても残念なことです。

 

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