W. M. Finck & Co

 


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創業者、ウィリアム・ムアー・フィンクは、1854年6月25日、ニューヨークにて父デイビット・母マリーフィッツシモンズの間に生まれる。

1876年、デトロイトに移住し、母と共に、フィッツシモンズ&フィンクの共同経営者としてオーバーオールの製造を始めました。

1886年から1902年ごろまでは、ハミルトンカーハート&カンパニーの工場であったという資料もあります。

その後、1902年、ウィリアムは自分の名を冠した、W.M.フィンク&カンパニーの社長に就任。

1936年、創業者ウィリアムは死去するも、会社は存続しました。

1960年代、ヘッドライトブランドのラーンドカーター社、クラウンオーバーオール社と共に、同郷デトロイトのカーハート社に合併・買収され、その歴史に幕を閉じます。

 


フィンクスにも他のメーカーと同じように、幾つかのトレードマークやスローガンが存在します。

その一つ、レッドバーです。ツナギやカバーオールのポケットに赤い、リボン状のテープを縫いつけ、他社製品との差別化をはかっていました。

もう一つが、上の看板にもある

"Wear Like a Pig's Nose"

です。ぶたの鼻は決してすりきれないという意味から、フィンクス製品の頑丈さをアピールするために生まれたようです。

 

参考ウェブサイト

Van Dyke Mansion

ウィリアムフィンクが1912年に、デトロイトの東、ヴァンダイクに建てた大邸宅です。

フィンクの死後も、フィンクの姪、マックイーンが相続し、その後も数多くの所有者の手を渡り歩いていたようです。

リンク先の下段には、創業者 William Muir Finckと彼の妻キャスリーンの写真があります。

 

Date
社名: W. M. Finck & Co
創業年: 1900-02 circa
創業者: William Muir Finck
創業地: Detroit Micigan

 

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