MILTON F GOODMAN SHIRTS の広告を基に作ったワークシャツ。BIGYANK ブランドを作っていたReliance Manufacturing Company、その創業者の名が「Milton F Goodman」です。
もう10 年近く前、ホームページWORKERS をはじめたばかりの私に、Milton F Goodman のひ孫さんからメールが来ました。「なぜうちの先祖の事を調べているの?」 と不思議そうに。当時、ワークシャツの歴史を調べる中で、Relianec MFG Co の20世紀初頭としては革新的なワークシャ ツに私自身魅了されていました。
トリプルステッチの巻き縫い、本菊穴を使ったベンチレーションホール、特許までとっているシガレットポケットなど等。その後、それらを再現するため、専用のミシンを縫製工場さんと一緒に手配したり、 私にとって思い出深いワークシャツです。
デザインは、フロント・バックに補強布をトリプルステッチで縫いつけ、空気穴が多数開けられています。補強、空気穴 といった機能性がワークシャツらしいデザインに昇華している好例。 素材はすべて耳付き、狭幅のシャンブレーにこだわりました。せっかくクラシックな形なので素材もクラシックに。
Covert Check、撚り杢糸と染め糸を交互に使い、チェックにしたもの。今回のラインナップの中では一番柔らかく、糸も細く若干他のシャンブレーと比べると薄い。
製品はOW済です。 |