Vendome Shirt

パリの香りを感じさせるヴァンドーム広場の近くにあるシャツ屋。そこをモチーフにした一枚。(パリの香りも何も、そもそもフランスに行ったことないです。が、妄想で作るのも大事なことで、植草甚一だって最晩年までニューヨークに行ったこともないのに、海外のジャズを、文化を語ってたのだから)

香りだなんだ、ふわっとした話はこの辺まで。具体的にはガチガチの永久接着芯。これこそが、このシャツの見どころ。
襟型。参考にしたシャツはカスタムシャツ屋さんのものなので、デザインは様々。そのなかでももっとも「らしい」、ちょっと開き気味のレギュラーカラー。ワイドスプレッドまではいかない形。

 

この右の感じ、映画ミッドナイトインパリから取りました。嘘です、このルック作ってから「あれっぽくない?」と思い、Netflixで見たらすごく面白い映画でした。我々の好きな「典型的アメリカ」「第二次大戦前、パリに集まったアメリカの文化人達」。

台襟のボタンが開いていて、シャツの開き具合、でも襟はくたっと成らない固さ。それに、太めのラフなチノパンにレザーベルト。このミスマッチというか、服自体の上がりの差(シャツはつるっとした生地に固い襟。チノパンはごわごわした手触りにシワ)があの「ミッドナイトインパリ」感を出してるなとは思います。

 

トーマスメイソン・アルビニのネーム。トーマスメイソンはもともとイギリスのシャツ生地メーカーですが、今はイタリア資本のアルビニに買収され、ブランドとして残っています。100番双糸、60番単糸、50番単糸といった細い糸で高密度におられ「つるっと」した生地。

そもそも、細い綿糸を作ろうとすれば素材になるワタ自体が、細く、長い、いわゆる「良いワタ」でないと糸になりません。いわゆる、高級綿シャツ地は、紡績の技術や製織の技術もさることながら「材料からして違う」のです。

 

綺麗に返った襟先に、均一なステッチ。これぞ「シャツ屋の腕の見せ所」。
私がお願いしているシャツ屋さん、本来はこっちが本業です。そこに

「柔らかい芯入れてボタンダウンを」とか「芯なしでシャンブレーでワークシャツを」と頼んでいるのです。

よく「工場によってきれいに縫いすぎてラフに縫えない」とか言いますが、それは詭弁です。きれいに縫える工場は、指示すればラフに縫うこともできます(ただ、依頼するメーカーと工場が同じ意識で無いと無理です)。
一口に「きれいに縫う」と言っても、あくまで既製品ですから「どこまでがA、どこまでが仕様、どこからがB」は最終的に個々人の感覚ではあるのですが。

 

 

 

無題ドキュメント
   
Vendome Shirt, White 100/2 Poplin Thomas Mason Vendome Shirt, Blue 100/2 Poplin Thomas Mason Vendome Shirt, Plaid 60/1 Poplin Thomas Mason Vendome Shirt, Stripe 100/2*50/1 Poplin Arbini    
           
   
Officer Trousers, Slim, Type 2, USMC Khaki Officer Trousers, Slim, Type 2, Beige Chino Officer Trousers, Slim, Type 2, Olive Chino Officer Trousers, Slim, Type 2, Charcoal Grey    
           
   
Officer Trousers, Vintage, Type 2, USMC Khaki Officer Trousers, Vintage, Type 2, Beige Chino Officer Trousers, Vintage, Type 2, 10 oz Denim Officer Trousers, Vintage, Type 2, OD Herringbone    
           
 
Lounge Jacket, Navy Chino Lounge Jacket, USMC Khaki Lounge Jacket, Brushed Chino Cloth, Navy Lounge Jacket, Brushed Chino Cloth, Olive Lounge Jacket, Dominx Double Cloth  
           
       
Denim Jacket, 10.5 oz Right Hand Denim, OW Denim Jacket, 10.5 oz Right Hand White Denim, OW        

 

 


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