オーガニックコットンの毛羽を巻き込むように紡績した糸。これを2本より合わせ双糸、30番相当に。
双糸にすると、糸のムラをお互いに打ち消しあい、より均一な糸を作ることができます。さらに、それを3本引きそろえて編み針に入れ、しっかりとした厚みのあるセーターを作りました。
ニットというと、Tシャツのように生地を編んで・切って・縫う。カット(cut 裁断)してソー(saw 縫う)、これをもじって「ニットソー」などと呼ばれる物ありますが、WOREKRSが今回作っているのは基本「リンキング」とか「成形物」と呼ばれる物。初めから、身頃の形に編み上がり、それを「リンキング」という目をひろいながら縫うのです。裏返すと、縫い目にロックがありません。
最初に丸首を作り今回はVネック。ネクタイをした上に着て映えるよう、Vは少し深く、ネック回りのリブ編みは細く。
シャツの上はもちろん、つるっとした雰囲気の丸首Tシャツの上に着るのも。コットンでチクチクちないので半そでの上にも着られます。 |