SIERRA DESIGHNS, 60/40 Mountain Parka

1965年、カリフォルニア州のポイントリッチモンドで創業したシエラデザインズ。

創業者はBob Swansonと、George Marksの二人。当初は、自分たちで縫い、マウンテンパーカーだけでなく寝袋やテントなども売っていたそうです。売り先にはNorth Faceもあったとか。このあたり、どのような関係になっていたのかは調べるとなかなかおもしろそうなジャンルですが、今回はここまでで。

そのシエラデザインズの俗に「初期型」と呼ばれるマウンテンパーカー。無刻印のスナップボタンが特徴です。

 

1973年カタログより。

「60/40パーカを作って5年、数多くの競合他社が真似をしてきました・・・」と書き出しています。この事からも、かなり早い段階からシエラデザインズは自社を「マウンテンパーカーの元祖」とうたっていたことがわかります。

シエラデザインズが60/40パーカーを作ったのは1968年と言われています。
参考:シエラデザイン公式サイト

特徴は、「ヨコ糸にコットン58%/タテ糸にナイロン42%を使った60/40クロス」。カタログにも「ナイロンの軽さと強度、コットンの持つ手触り・質感と撥水性を兼ね備え」とありますが、撥水性はナイロンの方がありそうな感じもするのですが。ただ、言わんとしている事はわかります。

「#10のナイロンファスナー」や「ベルクロ」といった、この時代に一般化した技術を盛り込んでいるのも見逃せない点。

ある意味、60/40クロス/大型のナイロンファスナー/ベルクロ この三つがあって初めて作ることができたのがこのマウンテンパーカーではないかと思います。

デザインの元は、おそらくミリタリーのフィールドジャケット系。これを簡素に作り直したのではないかと思います。

ただ、あくまでこれらは推測でしかありません。

 

この時代のアウトドアウェアに共通して言えるのが、独特の色使いにあります。

メーカーでも色は大事に考えていたようで、カタログの一ページにはカラーチャートがあります。60/40 Parkaだけでなく、他の製品に使う生地も一覧には掲載されています。

 

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