WORKERS Co., LTD S801XX 穿きこみ2か月・洗濯3回

 

S801も穿き込み始めて早2か月。洗濯は3回。今日は穿き込み始めて乾燥機に初めてかけました。最初は「ちょっと弱いかな?」と思ったねじれが、洗いこむごとに強くなっています。このねじれは生地の特性のみ。

なんでわざわざそんなことをいうかというと・・・世の中には、強烈にねじれているジーンズがありますが、あれはパターンであえてそう「作っている」ケースがあります。

最初は私も「よくねじれる生地使ってるのだろうなぁ」と思っていましたが、現物を観察していてわかりました(生地の地の目という方向をよく見ればわかります)。

パターンの段階でねじれたように作っている。昔トゥルーレリジョンがデザインとして使っていたあの型紙と同じ考え方。

さらに、左右非対称の型紙を使えば右足側もねじれます。何なら、防縮でねじれがないセルビッジでも、あたかもねじれたかのように作ることもできます。ですが、WORKERSはわざわざそういうことはしないで、生地の特性だけでねじれている!という話。

 

 

色落ちはまだまだ。ただ、明らかに今までの801と違うのがフィット感。

全体的に「少しだけ」ゆるい。パターン全体に少しだけゆとりがあるので、手触りが硬い、テンションがかかったデニム生地でも窮屈には感じないではけています。

WORKERSを始めたころはまだ20代後半だった私ももはやアラフィフ。窮屈だったり、硬かったり、体に負担を強いるような服は着られません。そんな体には、S801の少しゆとりがあるWide Straightといえばよいのか。そんなシルエットが楽です。

 

毛羽があちこちたっています。どうも猫の毛もついてるような・・・・リアルですね。

 

色落ちが一番よくわかるのが、真ん中が盛り上がったループと、フロント端。

ここを見れば、インディゴの上に硫化ブラックが載っていても、最終的にはインディゴが見えてくるのを確認できます。

 

不思議なのが左足は強烈にねじれても、右足はそこまでねじれない。同じ生地から裁断して、左右対称の型紙で作っていてもねじれに差が出ます。本当に不思議。

 

 

9ゲージ、32分の9インチ。少し幅の広い巻き縫いでヨークを縫っています。ここのパッカリングの出具合は素晴らしい。生地の縮み、縫製糸の縮みがあっていないので、このボッコボコのパッカリングが出てきます。

同じく、ポケットつけも生地・縫い糸の収縮率の差があるのでぼこぼこが出だしています。

 

よく見れば、隠しリベットの上部分。縫い糸が少しかすれかかっている!!!

これ!これなのです。私が、最初に本家のバレンシア復刻で物足りなかったのが。

本家復刻はポリエステルスパン糸で縫っていました。だから、本来は一番にかすれだす縫製糸がいつまでたっても元気!それはそれで、長く着るには正解なのですが、原理主義の20歳には通用しなかったのです。もはや、中道主義になってしまった50歳には「ステッチ切れて大丈夫かい」と心配になる部分です。いや、でもステッチはかすれて欲しいのですが。

 

後ろ中心のループ、ここも一番に色落ちが始まる部分。「中盛」と呼んでいる、真ん中が膨らむラッパ(金具)で縫っているので、ここが一番出っ張ていて色落ちが早い部分。縫い糸も少し退色しています。やはり、グンゼの退色する糸は素晴らしい。ジーンズにはよく似合います。

 

 

 

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