羽襟先、ステッチにかかるギリギリに開けたボタンダウンのホール。ここに開けるのは、厚みが不安定なので難しい。でも、これが奥に行くとどうもかっこ悪く感じます。

肩はステッチ無し。誰が呼んだか「コンストラクションヨーク」です。ドレスウェアに近いのでステッチは少ない方が雰囲気が合う。

肩部分が地縫いしかしていないので、若干生地が動くから窮屈に感じないとか言われますが、わずかな事です。窮屈云々はパターンで適宜、ゆとりを取る事の方が大事。

袖ぐりは一本ステッチが入っています。これを裏から見ると・・・

3本のステッチ、それもすべてチェーン。折伏せ縫いの地縫い/縫い代の固定/抑えステッチ。これをすべてチェーンで縫って、表からは最後の抑えステッチだけが見えている状態。

ここも別にチェーンでなくとも良いのですが、アメリカ物のシャツを見るとこの仕様が多いのでチェーンにこだわりました。

胸の樽型ポケット。実は最初に作り出した頃より若干大きくなってます。その間に、iphoneがどんどん大きくなったので。