まさかの裏から解説スタート。でも、この裏を全面に当てる方法、10年ぐらい前にも一度トライして、死ぬほど難しいやり方で何とか出来ましたが、難しすぎて二度と作っていませんでした。今回、良い方法が・・・

縫ってくれる工場のFさんから教えてもらった。途中で縫い代を割る方法。矢印から上は合いロックで倒し。たから、表地のウールは体に当たらない。

矢印から下は靴下がある部分。ここまで倒しにしてしまうと、厚みがある生地のダブル始末がしづらい。そこで、ここで縫い代を割りに切り替える。

レディースの裾始末でよくやるそうで、よくよく考えたら、WORKERSでも極厚のウール生地の上着の裾始末でやったことがありました。ただ、裏地がついているものなので出来ましたが、うまくロックを使えばズボンでも使えるのは、教えてもらうまで思い出せませんでした。

フロント、ツータック+サイドの縫い目利用ポケット。コインはつけようか悩みましたが、コーデュロイが極厚なので、つけるとどうしても、タックと重なる部分の厚みが出すぎる。という事で、コインは無し。

フロントは世界のYKKファスナー。強度＆使い勝手、もちろんコストも重視。

腰裏は別布使い。トラウザーズといえばの仕様。

前立ての端はパイピング始末。