Lot 857 Sanforized

カフス裏、857はダブルのチェーンステッチ。ある意味、アメリカ製のミシンが、超大量生産に向けてピークに向かう寸前ぐらい。これが、本当の超大量生産になるとインターロックを多用しだします。

その寸前に巻き縫い、帯付け、といったチェーンステッチミシンをこれでもか！と多用していた。私は、なぜかその時代の服、仕様に惹かれます。裏から見て、縫い代にロックがほとんどない。生地を互いにかみ合わせて縫う。

若かりし頃、「復刻」と呼ばれる大手メーカーの製品見て「なんでロックが見えているんだ？ビンテージは無いのに」と一番気になっていた部分です。

前立て裏、石川台デニムはセルビッジ無し、ダブル幅なので折って始末。

ダブルツイストチノも同じく、折って始末。

帯付け、ここは上下チェーンステッチ。