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41カーキでは無いトラウザーを作りたい、着たい。この思いからスタートしました。
SouthwickやBrooks、また無名メーカーのタキシードパンツなど、好きで集めたりたまにはいたりもしていたのですが、素材が薄手のウールや、ストライプ地であり、毎日はける一本とは言えません。
そこで、そういったトラウザーのディテール、バックルバックをトラウザーに取り入れ、素材をカジュアルなチノ生地。
生地は前回のBuckle Back Trousersとは変更して、以前よりも染色の堅牢度が少し高い生地を使っています。前回製品を自分ではきこんでみて、味わいは出る生地であればあれでよかったのですが、もう少し綺麗にはける時間を長くしたいという事で、今回新たな生地を選びました。2012年のLounge Jacketに使った生地と同じです。
後ろポケットを突き抜け、深く取ったダーツ、これはサンフランシスコに行った時に見た某社の古いチノパン。ヒップ周りがゆったりとして、実にラフな雰囲気がありはきやすそうでした。これを基に、仮縫いを繰り返してダーツ寸法を決めています。私が今まで作っていたトラウザーが、比較的ヒップ寸法が小さめだったので、今回は、少しだけ大きめにしています。
バックルはまた新たな、国産の針シンチ。同じ針シンチでも、ワークパンツに使う真鍮生地とは違う、美しいめっきに銅で「SOLIDE」と入った物です。
ボタンもやはりビンテージの黒塗りボタンを基にボタン屋さんがオリジナルで作った物。真鍮に黒塗り塗装。刻まれた柄の細かさ、元型を手で彫るからこそビンテージそっくりのギザギザが出ています。
細かな部品にビンテージらしさ、トラウザーらしさを取り入れていますが、最終的には股上はある程度浅くとも、ヒップ周りに適度なゆとりのある、中庸なシルエットを目指したはきやすいトラウザーを目指しています。
洗い済みの製品をお送りいたします。
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