Trico Tag Sweat, Crew

左袖にもトリコロールカラーのワッペン。岡田ネームさん謹製。

これが自分でデザインして悩みに悩みました。Wはカクカクしているので、そのままではつけづらすぎる。パターンミシンがあれば、複雑な形もコンピュータ入力でつけられるのですが、カットソーの工場さんに聞いたら「そんなものはない!!!」(ちなみに、カバンの工場さんはパターンミシン6台。いかに、作るものが違うとミシンが違うか)

そこで、周りに適度な丸みを持たせるのですが、丸にしたり、ハートにしたり、いろいろ試行錯誤の結果、今の形になりました。付き合ってくれた岡田さん、ありがとうございます。

 

脇はリブがついています。

身頃の生地はヨコ使い、リバースタイプ。
元来、スウェット生地はタテ方向に縮みが出やすい。
だからヨコ方向で身頃を裁断。そうなるとヨコ方向に縮むが、脇に伸縮性のあるリブを切り替えでつけてある。 身頃がヨコ方向に縮んでもリブが伸び・縮みするから大丈夫・・・というものです。

正直、WORKERSのスウェット生地はガッチガチに詰めて編んで、仕上げもしっかり防縮しているのであまり縮みません。ただ、伸びも少ない。そうなると、脇に伸び・縮みしやすいリブがついているのは着心地アップになっています。

いわゆるリバースとは意味合いが違うのですが、リブは役にたっています。

 

脇はフラットシーマー。ここも、本家は二本針のマタギか両面振りミシンで押さえてます。

で、そうしようと思ったのが最初のサンプルで工場さんがシーマーで縫ってしまった。が、それがあまりに綺麗&デザイン的にも良かったのでそのままシーマーにしています。

 

脇のリブを開いたところ。脇リブも2枚になっているのでしっかり分厚い。はるか昔、それを知らないで1枚リブで作って「なんかヘナヘナだな???」なんて思ったのが懐かしい。

 

 

先ほどのフラットシーマー以外の部分はこの「2本針マタギ、裏振り」

最初に、二枚の生地を細いオーバーロック、もしくは平ミシンで縫い合わせる。次に、縫い目をまたぐように、表から抑えステッチをかける。裏側は、ちょうどベルトループの部分と同じような「振り」が裏に出ます。だから「裏振り」なのです。

 

 

 

ものすごく深くかいた起毛。生地自体、密度もあり、厚みもあるのでこれだけ深く起毛をかくことができます。

 

 
 

 

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