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今回新しく作った右側のラッパ(金具)を使います。二階建てのラッパで、上には表地、下には裏地を入れ、真ん中に身頃を挟み込み4本針で一気に縫います。
実は、このラッパ自体、同じ寸法の物をすでに作っていました。 数字を良く見ると、上が70-37/下が50-28(27)とほぼ同じ寸法です。
これは、70に切った布を37に折りながら縫う、50に切った布を28(27)に折りながら縫うという意味。もともと左側は、エンジニアシャツ等で使っていました。
裏付きのCPOを作るにあたり問題は、フロント部分。単純に平ミシンで縫えば簡単なのですが、表・裏があり厚みのある身頃をチェーン、前立て縫いで縫おうとするとラッパに生地が引っかかりとても難しい。去年は、オリジナルと同じ続き前立てで作ってみましたがかなり苦労をしました。
そこで、今年は別に切った前立てで挟み込んで縫う方法、こちらを取ってみる事にしました。ラッパもちょうど良い寸法があるしよしよしとサンプルを進めてみると・・・縫えません。もともと、ポルカドットや5-6オンス程度のシャンブレーを縫うために作ったラッパなので生地が詰まってしまいます。と言う事で、結局また新たなラッパを作りました。
このように、服の仕様は古着などすでに出来上がった製品を繰り返し観察し、真似つつそれをまた違う物に転用する事の繰り返しです。ある意味、算数と似ていて階段のように、一つできるとその仕様を活かしてまた次にとつながっていきます。
ただ、難しいのが生地との兼ね合いで、今回のように方法としては同じであるけれど、生地の厚みに応じた金具・ミシンのセッティングの必要な場合があるのです。
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