Pullover BD

袖ぐり、チェーンステッチの折伏せ縫い。ステッチというよりはここはステッチ幅ですね。それが原因でパッカリングが出ます。

カーブの寸法が合わないところをある意味「無理やり」縫うのでシワが出ます。本来、ドレスシャツではNGがどこか、ラフ&タフでカッコよく見える。アメリカ的、量産の結果ですが、そこに「美しさ」を見出すのはとても日本的な感覚だと思います。

 

プルオーバーの先は、四角だろうと三角だろうと機能に変わりはない。これはBDでデザイン的に三角にしています。

 

下が樽のように丸みのあるポケット。これも、ちょっとドレス感、アメリカのスポーツシャツではよくある仕様。

当然まっすぐ折った方が楽です。でも丸み。きれいに折るのがひと手間&技術が要ります。

 

裾の三巻。これが簡単そうで難しい。

金具(ラッパ)と専用の押さえ金まであるので、それを始めてみたときは「なんだ、誰でもできるんじゃん」と自分で縫ってみると・・・縫えん!!!!!!!!!

そのジグに対して、自分の手加減が必要なので、簡単そうで難しいのです。縫製の仕事はこれの積み重ね。本来「誰でも縫える」でないと、量産になりません。でも、実際には、手加減というか手勝手はどうしてもあります。

そのあたりの見極めが工場長の腕の見せ所だし、一方で、縫う人も「なにくそ」と縫えるようになるバイタリティのある人が残ります。昔の日本人にはその比率が多かったし、今、海外から来てくれる研修生の中でも特に中国から来られる人はそういう面が強く感じます。

結局、機械が縫うわけではなく、人がミシンを動かすので、その人個人の力量、精神性が最終的な製品の出来栄えを左右してしまう部分があるのは否めません。(本当は生産管理としてはよろしくないのですが)

 

 無題ドキュメント
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