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左胸は少し縦長のコンビネーションポケット。ペン・懐中時計を入れる事が出来ます。
ここも角にはハの字のステッチ補強が入っています。
全体にダブルステッチはかかっていますが、ここもすべて1本針ミシンの二度縫い。
同じコンビネーションポケット・ダブルステッチ でも雰囲気が全く違うのがわかります。
よく「年代が古い=シングルステッチ」や「年代が古い=一本針、二本針は新しい」などと言われますが、おそらくこのジャケットのオリジナルが作られたであろう1920年代ごろにはすでに二本針平ミシンは実用化しています。まだ、新しいミシンなのでよほど積極的に投資をする工場でなければ導入はしなかったと思いますが。
Boss of the raodのNeustadter Bros自体、1929年の恐慌時にはビジネスを手放してしまう事、またご子孫から同社最後の経営者があまりオーバーオール等の製造業に積極的でない、どこかで手じまいを考えていたと聞いています。そこで新たな投資に積極的でなかったのではないか・・・だからこのような仕様のジャケットが生産されたのではないか・・・これらはすべて、今まで私が見聞きしてきた事からの推測の話です。
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