フロントのボックスプリーツ+WORKERSオリジナルの刻印入りボタン。

今じゃみんな、刻印入りボタンを平気で作るようになりましたが、最初作るときはボタンに10万20万かかるので、しびれました。広島銀行にお金借りに行って断られたり。

ボックスプリーツも「その時代らしい」形にしています。

前端、ヨークから下は耳使い。いわゆる「ファースト・セカンド」の生地使いの特徴。

806はボタン裏が丸みのあるデザインのものをつかっています。857はフラット。見えませんが、中は二本爪タイプ。

これが、もともとは爪だけ、裏側にふたが無いものから始まり、蓋がついて丸み→フラット・・・といったように、時代により徐々に形が変わってきました。最近では、この丸みの部分についた微妙な跡なのか？製造の時についたバリなのか？そんなところまで再現しようとしているブランドさんもいます。WORKERSもそこまでではないですが、ファーストっぽい雰囲気になるので、ここは丸み。YKKさんで半別注です。在庫が全然ないので。

帯は環縫いで取付。きれいについています。（なぜなら単純に金具でつけるのではなく、ひと手間かけてるから）