アイデアの元は
「軽い羽織りものとして着られるシャツ」
「フォレスティエールのシャツバージョン」
フォレスティエールと言えば、スタンドカラー + 飛び出したチンストラップ。
ただ、襟がジャケットと同じ太さだと太すぎてバランスが悪いので、ビンテージのバンドカラーシャツを参考に幅を細く修正。
胸ポケはシャツならだいたい1個の所、2個に。サイズも少し大きくして腰の左右に配置。これで、シャツからもう少しジャケット寄りに。
逆にシャツらしさを残したのが、裾と袖口。裾を直角に、もっとジャケット風にすることも考えましたが、今回はぐる~っと一筆に三巻縫いしたラウンド形状。ラウンド形状はクラシックな雰囲気が出ます。
袖口は通常の開き + カフス。袖まくりがしやすいので。
地味にこだわったのが部品。茶蝶貝のボタン。
二つ穴、生地のナチュラルな雰囲気にボタンも合わせたい。真っ白でも、黒でもない、ということで茶蝶で作りました。
Ecru Linenは毎年定番で使っている、生成りの5.5オンスリネン。去年、値上げで一度使うのをやめましたが、独特のプルプル感、肌から離れて涼しい。洗っていくと育つ、チクチクしない。風合いに負けてまた使ってしまいました。
製品はOW済です。 |