セーターに見える、でも実はコットンカットソー。
セーターのようだけど気兼ねなく洗えるのが良いところ。
ボディは極厚の天竺。生地の編み方はTシャツ生地と同じですが、極太糸を何本も編み針に突っ込んで編むことで、まるでローゲージセーターのような厚み。
今年この天竺が起毛無し。起毛すると、確かに温かみは出るのですが、どうしても中に着たシャツが引っかかりやすくなる。当然、起毛分のコストも上がる。またスウェット(裏毛)の表・中・裏の3段構造と違って、天竺は表糸のみの1段構造。起毛しすぎると強度が下がる、かといってある程度起毛しないと違いがわかない。
悩んだ末に今年は、起毛無しを作ってみました。結果・・・う~ん、起毛有りと比べないとわからない。今までの変な苦労はなんだったんだ・・・
カーディガン、前回から型紙を大きく変更。Mサイズ身幅60強でゆったり、でも、裾に向かってはすぼまる。 「コクーン(繭)シルエット」。
身幅を出して、そのまままっすぐ落とすと、裾回りがバタつく。リブをつけるこ とも考えましたが、しめすぎるのもリラックス感が無い。悩んでいるときに、レディースのコクーンシルエットを見て「これだ!」と採用。
中にシャツも良いですが、2 PLY Off Turtle 合わせればもっとリラッ クスした雰囲気。袖口リブもあえてなくして、袖の突っかかり感を軽減。寸法を袖口に向かって「ぎゅ!」っと絞ることで、リブが無くてもバタバタしないように調整。
「ここがなんかバタつくな」「着るときに引っかかるな」そんな感覚を、リブなのか、型紙なのか、具体的に仕様やパターンの線で問題解決していく。そして、形にして、再度、どういう「感覚」を受けるのか検討する。
WORKERSの服作りは延々コレの繰り返しです。最初は「感覚」なので、それは時代や自分自身の年齢・体系とともにも変わる。だから、以前は正解だと思った仕様・パターンが変わることもあるわけです。 |