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まずは裁断です。
今回の生地はダブル幅、150センチ幅あるので、真ん中で折って二枚重ねでの裁断です。
幅が広い生地は、一着を作るため必要な生地が短くてすみます。
そのぶん、コストがかからず、値段も抑え目に作ることができるのです。
一時代前までは「ダブル幅=ツルツルの味のない生地」と思われていましたが、それは単純に、そういう生地ばかりがラインナップされていたというだけです。
今では、ビンテージに近い糸の形、染め、織りのテンションをしたダブル幅の生地というものもあります。
もちろん、シングル幅の力織機と、ダブル幅織機で打ち込みをシングル幅力織機に近づけたもの、まったく同じとはいえないでしょう。
ただ、それでも、生地屋さんの創意工夫はすばらしく、力織機に負けず劣らずのダブル幅の生地もあるのです。
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