8ミリ幅の細いループ。これも、古いベーカー/チノではおなじみです。
ループの上端をベルトの中に流し込む始末。MIL-T-838Hを見ると、挟み込んでも、後からカンヌキ止め、どちらでもよいことになっていますが、参考にしたオリジナルに習うこと、また、やはり流し込みのほうがベーカーパンツらしいので、こちらを採用しました。
ただ、後からつけるのに比べて、帯をつけながらいちいち、ループを挟み込むので手間はかかります。
昔はこの作り方がある意味「合理的」だったのですが、今では、ベルトループを所定の長さに切り・折り・カンドメでとめるという一連の動作をボタンひとつで行う「オートベルター」というミシンがあります。そのため、古いジーンズのベルトループ万歳付けと同じように、今ではあまり使われない仕様になっています。
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