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久しぶりに隠しボタンダウンの登場です。
今回はチンストラップをつけ、少しワークウェアに近い雰囲気を残しました。クラシックなワークウェアが、まだドレスウェアの名残を色濃く残していた時代の製品です。
ドレスウェアの名残は、バッグ・袖口のピンタックにも表れています。
生地はタテ・ヨコ20番の単子で平織りしたシーチング。色はわずかにベージュがかっています。
織糸自体の表面が若干粗いカード糸を使っているため、ラフな雰囲気です。
いわゆるドレスシャツの生地は、現代に近づくにつれより細い糸で、より密に織ることが高級とされてきました。今では100番を超えるような細い糸を撚って織られる生地もあります。
それに比べて、やはり昔の生地は糸が細いと言っても限度があります。そんな100年近く前のラフな雰囲気を目指して探した生地です。
ノンウォッシュの製品をお送りします。 |