ワンウォッシュ、天日乾燥したシャツをハンガーにかけて。
いつもと違い、少し照明を落として撮影しています。
生地のシワ、袖口の広い縫い代の折りふせ縫いのパッカリング。
フロント前立て、バックヨークや襟周り、袖口など、すべて綿糸60番、21針/3センチ で縫製しています。
本来は、
「ドレスシャツであるから細めの糸で縫う→強度が出にくいのでステッチ数を多くする」
という技術的な面から採用された仕様と想像できます。ただそれが結果として現代の化学繊維糸、より広い運針では表現しづらいパッカリングをステッチが生み出しています。 |